現在日本の個人投資家層は、ざっと10歳から100歳という
人生経験がほぼ1世紀異なるくらい幅広い年代で構成されているそうです。
(小学生の投資家が誕生したのは投資の授業が行われる様になったためだと思います)
ただ一人当たりの投資資金は60歳台がピークで
株式市場も個人投資家に限れば、この年代層に支えられていると言っても過言ではありません。
日本の高度成長期を支えた方々はほぼ正社員ですから、ある程度老後の資産形成が出来ている上に
年金の支給にもあまり不安は無いでしょう。
ですから若い世代がスマゲーに夢中になる様に
60歳代以上の多くはゲーム感覚で株式投資を楽しむことも可能だと思います。
しかし今現在スマゲーに熱中している若い人達はそうはいきません。
所得は増えない、正社員になれない、預金しても金利は限りなくゼロ
さらには将来まともに年金を受け取れるかどうかも分からない等々
少なくとも高度成長期にしっかり貯蓄出来た世代とは違い、老後の生活に大きな不安が付き纏います。
しかも財政難に喘ぐ日本政府に老後の生活保障を期待するのはとても無理だと思います。
勿論面倒をみてくれる孝行息子が居れば別ですが、必ず子が親の面倒をみる時代でもありません。
最悪の場合、ホームレスになるか野垂れ死にするかの二者択一が待ち受けているかも知れないのです。
ではどうすればその様な悲惨な老後を送らなくて済むのか?
その答えは若いうちから老後の資金を堅実に利殖して置くことです。
例えば老後に照準を合わせ、貯金を安全性の高い投信などで運用するのも一考でしょう。
因みに、最近直販型投信への注目度が高まっているという話を耳にします。
主に20代~30代の人で、老後のために資産を増やしたいけれど、自分で運用するのは苦手
或は株式投資を始めてみたが、資産が減るばかりという人達が
信頼性の高い直販投信を利用し始めたことで、運用資産額が年々増加しているというのです。
それが事実なら株式市場の安定にも繋がるので大いに歓迎されることだと思います。
何れにしてもこれから先、自分の年金は自分で積み立てて置かなければ
安心して老後を迎えることが出来ない時代になるでしょう。
そのために、少しでも若い頃から老後の生活資金を蓄え始めることが大事だと思います。
但し資産の運用方法は株式、債券、外貨、不動産など幾つもの選択肢があり
むしろ可能な限り分散投資を行う方がリスクは低減しますから投信に拘る必要はありません。
要は20歳から老後の資産作りを考えて置く時代になったということです。
【参考】
<直販投信ポータルサイト>
http://chokuhan-toshin.jp/message/union.html
<直販型投信について>
http://invest2trust.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
<直販型投信の魅力>