オリックスは、全国各地の名産品をカタログから選べる新しい株主優待制度「ふるさと優待」を導入するそうです。
リースや融資などの取引先が販売している5000円相当の食品や飲料を株主に送るとのことで、優待制度の拡充で個人投資家の株式保有を促す狙いのようです。
北海道や四国、九州など各地域から１品ずつ選んだ名産品８～10品をカタログにして株主に送付し、株主はその中から好みの１品を選べる仕組みで、カタログギフト方式で全国の名産品を選べる制度は極めて珍しいそうです。
2015年３月末時点で１売買単位（100株）以上を保有する国内の株主が対象で、取引先の商品を活用して個人投資家を取り込みつつ、株主と取引先企業とを結びつける効果も期待しているようです。
2014年12月末時点で個人株主の持ち株比率は約５％と少なく、オリックスは比率増加に取り組んでおり、2016年３月期には個人投資家からの要望が強い中間配当を同社として初めて実施する計画だそうです。
足元では保険、クレジットカード、レンタカーなど個人向けの事業が拡大しており、「自社サービスを利用してくれる個人株主を増やしていきたい」（グループ広報部）とのことです。
おもしろい優待ですね。
配当+優待利回りも100株で5％を超えますね（2/26の終値換算）。
ふるさと納税が流行っていることにも着目したんでしょうかね。
8591：1,623.5円
