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今週の注目は原油動向とFOMC。サウジ会合の結果は?


サッカーの欧州選手権(EURO2008)が行われていますが、4強にトルコとロシアが番狂わせで入ってきました。トルコはクロアチアに延長戦終了間際に先制を許すがロスタイムに追いつきPK戦で奇跡的勝利。ロシアは名将ヒディングが率いて、監督の母国オランダに延長戦で奇跡的勝利。準決勝はそれぞれドイツ・スペインが対戦相手だが、決勝戦にトルコとロシアが勝ち上がることがあれば、欧州選手権なの?という気がしないでもないが・・。サッカーも経済も新興国パワー炸裂と行け!さて、本題です。今週の市場はサウジ会合の結果を受けて、またFOMCを通過してどう動くのだろう?サウジ会合では、●サウジアラビアが増産に前向き具体的な姿勢を示したものの、他OPEC諸国は積極的な姿勢はない。●投機抑制策についても具体的な施策は示されなかった。ことから、どちらかと言えば失望の声が多いようです。(サウジの石油相も「原油価格が沈静化する可能性は低い」とか余計なこと言わなくていいのに。)OPEC諸国の本音は、「先進国の行き過ぎたマネー経済が投機で原油価格を吊り上げたのに我々に増産せよとは相変わらず身勝手な連中だ。まずお前らが投機を抑制するのが先だろ、いいとこ取りしやがって。まあ、原油安いより高いほうが良いし」てな感じでしょう。この会合は、米国を中心とした先進国のリーダーシップ低下という意味で、サウジが呼び掛けた実現したことに意味があると思います。(例え米国が自分達から言えば反感を買うから、サウジから働きかけてくれと事前に密談していたとしても)東京時間ではこの会合の結果に反応薄ですが、欧州・NY時間で異なる反応をするかも知れないし、産油国も消費国も連携して原油高騰に施策を打つ端緒になることで、長期的には原油高騰の抑止になると思います。25日にはFOMC政策金利発表がありますが、当然金利据え置きで、かつ、金利引き上げを視野に入れるとの表現を避ける形でインフレ懸念を表明するに留めると思います。(米国はしばらく金融引き締めなんてできる状況ではない。)米国のドル高・株安の流れが、ドル安・株高(いや難しいので株下げ止まり)の流れに変わる可能性が充分あると見ています。原油価格の動向(原油安ならドル高・ユーロ安に振れる、その逆もある)も絡んできて先の見通しも難しいカオスの状況ですが、買い場もあると考えておくべきでしょう。株は既に安値で底入れ反転を確認すれば良いのですが、為替はどっちに振れるかカオスです(私にとっては)。
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