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オイルショックの時代を振り返る(1)

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時代をさかのぼって当時を振り返ってみようと思います。。。

1972年(昭和47年)7月7日、佐藤内閣から田中角栄内閣が誕生。日本列島改造ブームが巻き起こります。
・工場の全国的な再配置 ・臨海型の重化学工業から内陸型の知識型産業への転換 
・農村工業化のための高速道路と内陸工業団地を作る...etc
さまざまな思惑から全国の地価が高騰し始め翌年の5月の全国高額所得者番付では上位100人中、94人までが土地成金という異常な状況になっていました....(-ω-`;)ゞ

あけて翌年、1973年(昭和48年)に10月6日、中東戦争が勃発。オイルショックが日本を襲います。
石油の大部分を中東に依存する日本経済は異常インフレと土地投機で大混乱。売り惜しみや買占め、価格のつり上げ、便乗値上げなどの反社会的な経済行為が氾濫します。。(´Д`;)
有名なトイレットペーパー買占めもこの頃、起きました。

こういった経済的な混乱を背景に田中内閣は1974年(昭和49年)に金脈問題の責任から11月26日に退陣。代わって三木内閣が誕生したものの1976年(昭和51年)にロッキード事件発覚をきっかけに三木降ろしの声が上がります。同年12月24日に衆議院選挙の大敗の責任をとり退陣。福田赳夫内閣が誕生。
狂乱物価の影響で政府はインフレ抑制政策を実行。石油緊急対策や公共事業を中心に需要抑制策をとることになります。公共事業抑制の煽りを受け、建築業界に不景気の風が吹き荒れます。。。

混沌とした社会情勢の中、1人の男が大きな勝負に出ようとしていました。男の名は是川銀蔵。のちに最後の相場師と呼ばれることになる大物相場師です。     (続く)

それにしても1972年の相場はすごい。金融緩和での相場上昇と当時の実体経済が良くなっていく過程の株価上昇は勢いが違う。期間も短く上昇率も半端ないなぁ。物価も上昇していくから単純に比較できないが当時を生きていた人で人生狂っちゃった人も多いんでしょうね。



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