週末9日の東商金日中取引は、8日のNY金相場が米欧の株高や米欧の金融政策の乖離に伴う、ドル高・ユーロ安などを背景に続落した事を受けて調整売りが先行し、中心限月12月限は前日比5円安の4,646円で始まった。その後は、本日の米雇用統計の結果を見極めたいとの事から様子見姿勢の強い中で、為替・株式相場とNY金時間外取引を眺め、調整の動きとなった。中心限月12月限は前日比3円安の4,648円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、米国の利上げ規模と時期を巡る観測がある一方で、欧州を中心とした金融緩和観測の見通しが高まる中で、やはり米雇用統計に注目が集まる。国内連休を控えている事や週末と言う事もあって、利食い先行が賢明と思われる。結果次第の動きか?
夜間取引レンジ 4,605円~4,686円