窓際リーマンさんのブログ
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原油の歴史を振り返る
1973年10月6日、第四次中東戦争が勃発。第一次オイルショック。同年10月16日。1バレル3.01ドルから5.12ドル。翌年の昭和49年1月からは5.12ドル→11.65ドルへ。
・第1次オイルショックにより省エネ化が進む。それまでの"借金有利""強気有利"の時代が終わり二ケタ成長から、どんな努力しても4、5%の低成長時代に突入した。(-_-;)
・1974年に実質成長率が戦後にはじめてマイナスになる。。(-_-;)
→結果:原油の安い時期に低コストで巨額の設備投資をすませていたことで強い国際競争力を持っていたので時期とともに輸出するものの価格が上がったことや企業の借金のし過ぎや人の採りすぎを改めるなどこれを機に日本株は昭和49年10月9日を底に反転し上昇してく。(^-^)
1979年、イラン革命。第2次オイルショック。1978年末にOPECにより翌1979年より原油価格を4段階に分けて計14.5%値上げすることが決定。原油価格が上昇→30ドル台へ。
→結果:第1次オイルショック省エネが進んでいた日本は軽微な影響ですますことができた。(^-^)
1985年、原油価格の暴落。サウジアラビアが増産に転じる。詳細は下記URLを。ここでもサウジアラビアでひと悶着あったんですね。。。
2004年~2008年。大惨事オイルショック。記憶に新しいです。新興国の需要増大や投機マネーの流入、バブル等が原因で1バレル2008年7月に147.27ドルまで上昇→2008年12月には32.4ドルへ。
たった5か月で-70%以上暴落した・・・。orz..
おおまかな出来事だけをピックアップしましたが途中でソ連の崩壊(商品市場の低迷も原因の一つ)や湾岸戦争、日本のバブル崩壊、911テロ、湾岸戦争などいろいろな事件が起きています。西側諸国は1960年に英国とノルウェー間で発見された北海油田がオイルショックに間に合って良かったと思います。当時の西側諸国において価格決定権の独占を目論む石油産出国に対して、大きな抑止力になったそうです。※石油価格も40ドルで折り返しているのがグラフからみてとれます。
北海油田↓
有名なクォンタムファンドも第1次オイルショック前に割安な石油株、第四次中東戦争後に軍事産業に投資して大成功したそうな・・。今回の原油の急落も誰かにとっての成功の元になればいいのですが・・。さしあたってガソリン安くなるので庶民にとっては小さな成功でしょうか?(^-^)
今年も良いことがありますように・・・
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