私は株式投資を始めて2年経った頃から、中長期で株価が化けそうな
「お宝銘柄」を見つけることに投資の醍醐味を感じる様になりました。
勿論ハズレもかなりありますが、的中した時のリターンは格段に大きいため
未だに「宝探し」には日々時間を費やしています。
しかし「お宝銘柄」を見つけ出すには、それなりの努力が必要です。
つまり、ネット上や書籍などで紹介されている銘柄は、大半の投資家が認知してるので
知ってから買うと高値掴みになり易いというリスクを伴います。
ですから身の回りで起こっている流行の変化や、ユニークな商品に常に気を配ったり
面倒ですが、企業の決算書、有価証券報告書、IR等にマメに目を通すしかありません。
ただとてもそんな時間は無いと言う方は、大化けは無いにしても
バリュー型投資ファンドやグロース型投資ファンドが保有している銘柄は
何時でも簡単に知ることが出来るので、上手く乗っかれば成功する確率が高いと思います。
中でも大量保有が明らかになった時点で
その2~3ヶ月前から株価があまり変動していない銘柄や、下落相場で買い集めたとみられる銘柄は
その後の上昇余地が充分あると考えられるため
案外労せずして利益を得易い投資対象かも知れません。(必ずチャートをご確認下さい)
例えば、フィデリティ投信やブラックロックなどの大量保有が明らかになり
しかも直近の株価に過熱感が見られない銘柄はかなり有望だと思います。
(2~3ヶ月前から株価が3割以上上昇している銘柄は注意した方が良いでしょう)
こういうケースでは、事実を知ってから追随買いをしても、3ヶ月以上我慢する覚悟があれば
地合いが余程悪くない限り、株価は高い確率で上昇するのではないかと考えています。
逆に、変更報告書で保有比率が下がった場合
地合いに関係なくチャートが下降トレンドなら、早めに逃げた方が賢明だと思います。
但し、世界有数の投資ファンドと云えども、稀に投資対象を誤ることも有り得るのであしからず!
参考までに上記2社が大量保有中の銘柄をご紹介して置きますが
新規提分以外は、対象銘柄の最新の変更報告書で保有株数の比率と増減をご確認下さい。
<フィデリティ投信が大量保有している銘柄>
http://toushi.kankei.me/c/1726
<ブラックロック・ジャパンが大量保有している銘柄>