貸株中の配当金の扱いと税務について②

[ビールマンさん]

株価１００万円、配当利回りが２％で試算します。

１．１．８万円（税引き後の金額）が入金します。

２．雑所得として確定申告し、所得税と地方税で３０％とすると１．２６万円が残ります。

３．配当金として受け取るより、０．５４万円減少します。

４．貸株料は０．５万円（貸株料率０．５％）で、税金０．１５万円（所得税と地方税で３０％）払って０．３５万円残ります。

５．貸株制度を利用することによって０．１９万円損をすることになります。

６．給与所得以外の収入が２０万円未満で確定申告の必要がない人以外は、配当金を配当金として受け取らないと貸株制度を利用しない方が得なケースが多いと考えられる。