17日の東商金日中取引は、16日のNY金相場が米国の早期利上げ観測への警戒や、ロシアが金準備を売却するとの観測が広がり、5営業日続落した流れを受け、手仕舞い売りが先行し、中心限月10月限は前日比22円安の4,486円で始まった。その後は、比較的に堅調に推移しているNY金時間外取引と為替相場の円高基調の一服を眺めて、買戻しなどが入り下げ幅を縮小する展開となった。中心限月10月限は前日比6円安の4,502円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表に注目が集まる中、思惑が交錯しポジション調整の動きが強まると思われる。米金融当局者は来年の利上げを考慮しつつ、低金利維持の姿勢をどの様に表現するのか注目である。利食い先行が賢明か?
夜間取引レンジ 4,433円~4,568円