沈静化と再燃を繰り返すふたつの財政問題

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沈静化と再燃を繰り返すふたつの財政問題

堅調で推移していた株式市場に『一波乱を呼んだ』中国の上海総合指数の暴落(5.4%)とギリシャの政局情勢、OPEC(石油輸出国機構)の原油減産の見送り(日量3,000万バレルの維持)

5.4%下落した中国の上海総合指数は、株価の急伸による利益確定売りと短期融資の担保規制が要因のため、この問題(上海総合指数の暴落)は限定的だと思うが、ギリシャの政局情勢OPEC(石油輸出国機構)の原油減産は、『沈静化しては再燃し、悪材料として株価に波及する厄介な存在』かもしれない

選出される次期大統領候補者(スタブロス・ディマス前欧州委員)の是非が争点になっており、『選出が失敗に終われば総選挙(解散)に突入するギリシャの政局情勢

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGFE7F6K50Z601.html

紙一重ながら過半数(定数300議席 連立与党155議席)は維持されているが、『選出に必要とされる180票以上(3回目の投票)の獲得』(最大3回目まで投票があり、1回目・2回目までは200票以上で当選)は困難で、総選挙に突入する市場予測

顕在化したギリシャの動向(政局)に当面(1ヶ月前後)株式市場などは翻弄され、主題(株式、為替市場など)のひとつになってくると思う

そして、同時期に勃発したOPEC(石油輸出国機構)の原油減産見送り

原油の生産枠の引き下げ(原油減産)に反対したサウジアラビア(最大産油国)やクウェートなどの判断が契機になり、下落が加速する原油

http://toyokeizai.net/articles/-/55221?display=b

生産枠の引き下げ(原油)の判断について沈黙は続いているが、『原油産業関連に税収を依存し、財政均衡を下回る価格での産油を強いられる』ロシアやベネズエラ、イランなどの経済疲弊(主に反米国)と、『熾烈な競争相手(原油)であるシェールオイルの淘汰』が主な目的だと思う

混沌としているふたつの財政問題(ギリシャとOPEC)、終息には時間を少し要するかもしれない
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