2009年以降、資産規模の拡大が続く政府系ファンド(SWF ソブリン・ウエルス・ファンド)
石油や天然ガスなどの資源による収入や外貨準備高(政府や中央銀行が保有する外貨)、企業の税収など、『公的資産が原資となっている』
アブダビ投資庁(ADIA UAE)やノルウェー政府年金基金グローバル(GPF ノルウェー)、シンガポール政府投資公社(GIC シンガポール)、中国投資有限責任公社(CIC)などが有名だ
『準備段階を含めると100を超す政府系ファンド(SWF ソブリン・ウエルス・ファンド)』が存在し、約7兆ドル(830兆円)の資産規模は世界総資産残高(約68兆ドル 約8000兆円)の約10%強を占めている、政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド)の資産規模は拡大基調をたどると思う
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ND4LEO6JTSET01.html
『約2.7兆円を国家予算に充当する計画があるノルウェー政府』、それ(約2.7兆円の充当)を助力しているのはノルウェー政府年金基金グローバル(GPF ノルウェー)で、4-6月(第2四半期)は約3兆2100億円の利益と、『運用の結果次第では予算(国)の助力になっている一例だと思う
約3兆7千億円の日本株を保有(昨年末時点の集計 2012年からほぼ倍増)し、熱心に日本株をしているノルウェー政府年金基金グローバル(GPF ノルウェー)
『調査企業(投資対象)の倍加(1000社)に加え、株式の取得5%以上を100社に増やす』中期運用計画を練っており、活発化する政府系ファンド(SWF ソブリン・ウエルス・ファンド)の行動は、『株や商品などの値動きが乱高下したり、上値が重くなりやすくなる可能性はあるが』、緩やかながらも今後2年弱は株は上昇(特にアメリカ)していくと予測している