東急金は当方のイメージとは違いドル高円安効果から堅調な展開を見せています。
ドル円が追加緩和や衆院解散総選挙といった円安効果のある材料から外資のドル買い円売りも円安を後押ししております。
ドル建て金は1130.4ドルから1179.0ドルへと綺麗なリターンムーブを見せましたが、そこから保ち合いになってきており、ドル建てが横ばい推移のなかでの円安が、そのまま東京金価格を押し上げています。
ここからドル建てが1年半の三角保ち合い(デセンディング・トライアングル)を確定させるのか、それとも上抜けし三角保ち合い下抜けを否定して上昇するのか、の最終見極め局面になってきています。
上下どちらに抜けても東京市場は大きな動きを見せそうですので、ここからはポイントになる値段を上抜けしても下抜けしても逆張り厳禁相場になりそうです。
上下どちらにボラ(変動率)が大きくなるかは相場に聞くしかありませんが、何れにせよ大きな動きが出てきそうな気配を感じる相場になってきていると思われます。
商品先物~羅針盤