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エナリス 決算発表14日に延期 大赤字でも

決算発表できる会社ならまだいい

私も過去に何回か、延期があった。嫌な気分だ。SJI とか

恥を忍んで、大赤字の会社を、持ってるほうが、すっきりする。

エルピーダはつぶれたが。


■マザーズ上場の「エナリス」(池田元英社長=写真)が、明日予定されていた第3四半期決算の発表を延期すると、本日夜にホームページで明らかにした。本誌報道に端を発する一連の問題について、エナリスは何と言ってきたか。「信じてください」「一点の曇りもなくそのような懸念は一切ございません」「何ら懸念はございませんのでご安心下さい」等々、疑惑の一切を否定してきた。ところが本日の延期発表である。エナリスは「予定どおり」と書いているが、関係者の衝撃は察するに余りある。決算発表が予定より遅延するということは、通常、財務諸表に何らかの問題が発生した場合である。池田社長の言葉とは逆に、懸念があったことは事実だ。

■これまでエナリスは、速やかに開示すべき重要事実の公表は後回しにする一方、先日のNHK出演をはじめとして都合の良いマスコミには自ら進んで情報を流布してきた。本誌指摘の「テクノ・ラボ㈱」の一連の取引も然り、監視委から強制捜査を受けた石山GatewayHoldingsとの紛争、今回の決算発表延期も、早期に開示していれば余計な混乱は回避できたはずである。

■本誌報道によってエナリスの時価総額が大きく削られる事態となり、多くの市場関係者が注視する中、目下取材中の具体的な事案について触れることは憚られるが、エナリスの財務状況に不可解な点が多いことは関係者の共通認識だろう。言うまでもないが、開示事項について投資家を含めたステークホルダーと意見を交わすことは上場会社の社会的責任である。

■むろん、取引先との秘密保持契約などを理由に明らかにできないならば致し方ない。だがエナリスは、たとえば有報や増資計画に記載していた発電所の所在地さえ、開示しないのである。事業がおこなわれている場所さえわからずに、投資もへったくれもない。

■「テクノ・ラボ㈱」の一件についていえば、固定資産だった発電機を在庫に振替え販売することによって、上場一期目の売上を100億円超にのせることが可能になった。だが、これが固定資産売却となれば、売上は約91億円となり、特別利益として約1億5000万円を計上することになる。認識は各方面ことなるだろうが、売上金という会社の尺度を示す重要な指標となる以上、エナリスはきちんと説明・意見交換すべきなのだ。

■このような認識の上に立ち、本誌はエナリスにいち早く、「13の問い」に回答することを再度、要求する。また、エナリスは、アベノミクスを象徴する新規上場会社の一つであり、安倍政権に懐疑的・敵対的立場をとる本誌としては、今後も同社を含めた上場会社に重大な関心を払っていきたい。

【本誌スタッフライター 半田修平】

エナリス 第3四半期決算 11月10日

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