コーセーは、iPS細胞を化粧品開発に応用する研究を始めるそうです。
肌の老化過程の研究や化粧品の製品評価の手法の開発にiPS細胞を活用し、研究成果をもとにして5年をめどに肌への負担の少ない新たな化粧品の開発などにつなげるようです。
同一の細胞提供者の異なる年齢時に得た皮膚内部の細胞から、iPS細胞を作製したそうです。
このiPS細胞では、老化を示す指標とされる染色体の一部の「テロメア」の長さが、元の細胞にあったものより回復したことが確認でき、iPS細胞から皮膚表面の細胞を作り出すことにも成功したそうです。
同社は、こうしたノウハウを蓄積し、肌の老化のメカニズムの解明などにつなげ、化粧品の開発に応用するそうです。
iPS細胞で作り出す皮膚をもとに敏感肌などの肌を再現して、より安全な化粧品を開発する際の評価手法なども確立するとのことです。
iPS細胞というだけで、なんとなく良いものができそうと思うのは私だけでしょうか...
コーセー:4,200円