息子は今日で9歳になりました。
順調に育っていると言いたいところですが、
クラスメイトとのコミュニケーションに
難点があると7歳の時に指摘を受け、それ以来
通級学級に通っています。
夏休みにWisc-ⅳ(児童用IQ検査)を受けさせました。
9/27に結果報告を受けました。
全体知能に問題はないものの、いくつかの項目で
遅滞が見られました。
平均以下なのは「処理速度」の指標。
「符号」と「絵の抹消」が低得点。
漢字の書き取りが苦手でしょうと検査官に言われ、
その通りと答えました。新しい漢字を覚えるのは
問題ないのですが、練習で10回書くという行為が
苦手です。結果漢字の練習ができておらず、
覚えきれません。
「理解」も低得点。これはシチュエーションにあった
正しい発言をする課題なのですが。
友達のボールを無くしました。友達に返してといわれ、
どう答えますか。 わからん!…と答えた息子。
模範解答は、ごめんなさい、など。
社会規範を正しく理解していない可能性が
あるようです。ソーシャルコミュニケーション
トレーニングなどの選択肢を検査官に示されました。
一方、「知覚推理」「ワーキングメモリ」では、
高い得点も見受けられました。強い能力と弱い能力を
併せ持つことが、本人の困り感につながっている
可能性があると判定されました。
また検査中、検査官が息子の顔を覗き込むように
しましたが、息子は問題回答に没頭しており、全く
気が付かなかったそうです。過度の没入性が
指摘されました。
学校の先生にも、指示が聞こえていないことがあると
指摘されていました。
検査官に言われたのは、今後弱いところを埋めるのでは
なく、強いところを伸ばすようにとのこと。
今回の検査では、推理推論が得意なようなので、
そういった点を伸ばして行ければ、と思っています。