金【自律反発の域を脱し切れるか？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

10日の東商金日中取引は、9日のNY金相場がドル高を背景に続落した流れを受け、調整売りが先行し、中心限月8月限は前日比9円安の4,282円で始まった。その後は、NY金時間外取引が堅調に推移している事と為替の円安を背景にジリジリと値を戻し、プラス圏へと浮上した。中心限月8月限は前日比9円高の4,300円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、来週に米連邦公開市場委員会（FOMC）を控えて、積極的なポジションを取りづらい中、本日も注目する経済指標の発表も無く、昨日と同様に為替主導の展開と思われる。【22:45】カーニー英中銀総裁の講演、【24:00】メルシュECB専務理事の講演が予定されている事から、ユーロ相場に注意が必要か？
NY金は、昨日安値から時間外取引で戻してはいるが、自律反発の域を脱し切れるかがポイントとなりそうである。


夜間取引レンジ　　　4,271円～4,323円


池末

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