金【ユーロ相場に注意！】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

4日の東商金日中取引は、3日のNY金相場がウクライナ情勢の先行き不透明感を背景に反発した事などから、手仕舞い買いが先行し、中心限月8月限は前日比2円高の4,283円で始まった。
その後は、円相場が膠着状態の中でNY金時間外取引が堅調に推移している事を眺め、買い優勢の展開となった。ただ、今晩に重要イベントや経済指標の発表を控え、様子見姿勢も強く、上値は限定的となった。中心限月8月限は前日比6円高の4,287円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、やはり注目は欧州中央銀行（ECB）理事会とその後のドラギECB総裁の会見と言う事になる。先月22日のジャクソンホールでの講演でドラギECB総裁は、一段の措置を講じる用意がある事を示唆。
また、その後の29日に発表されたユーロ圏の8月消費者物価上昇率は、約5年ぶりの低水準となり、より追加金融緩和への期待が高まっていた為、ユーロ相場に注意が必要となる。

＜本日の注目材料＞
【20:00】（英）BOE政策金利発表 
【20:45】（ユーロ圏）欧州中銀金融政策発表
【21:15】（米）8月ADP全国雇用者数 
【21:30】　欧州中央銀行（ECB）ドラギ総裁会見
【21:30】（米）週次新規失業保険申請件数 
【21:30】（米）7月貿易収支
【23:00】（米）8月ISM非製造業景況指数


夜間取引レンジ　　　4,257円～4,315円


池末

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