jojuさんのブログ
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金融緩和より財政出動を(笑)(9/4日経モーサテ)
今朝の日経モーサテより。
小泉時代と現在のユーロ圏の例を持ち出して金融緩和よりも財政出動を、、との論説。
モーサテ解説者によれば、小泉時代は金融緩和ガンガンでもダメで、財政出動で補てんしたから景気浮揚したらしい。
実際は、小泉時代は90年代より財政出動を絞り、金融緩和は諸外国比で強くなく、それも途中で弱められた。 だから弱い景気回復になった。
データの時間軸を広げ、世界全体と比較すれば、一目瞭然なのだが、単純に金融緩和不足だった。
また、ユーロ圏の場合は、金融政策がドイツ中心で、スペインなどPIIGS諸国には引き締め的になってることが景気低迷の原因。
財政出動不足が原因ではない。
ECB総裁の財政拡大希望的発言は、金融政策を統合してるのに、財政統合されてないことに対する懸念である。 金融政策がドイツ中心で偏ってるなら、財政でも逆の片寄りを持たせないとバランスしない、、というのが主意ではないか?
現在の日本はインフレ率2%にはるかに遠く、2年たっても達しない可能性が高いのだから、金融緩和不足は明らか。
そのうえ、金融緩和をスポイルする効果を持つ財政出動をやったら完全な逆噴射です(一時的泡沫的景気浮揚効果で糊塗する政策)。
、、、、日経の論説って、経済専門を標榜しつつ、おかしなものが多すぎる。
なぜか、日本経済沈没方向に論説を振るんですよね。 おかしなマスコミです。
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4-6月GDP激減でピンチ 黒田日銀「追加緩和」秒読みか
「日銀の黒田東彦総裁はかなり悩んでいると思いますよ。追加の金融緩和に踏み切るべきか、それとも今までと同じようにジッとしていた方がいいのかと……」(市場関係者)
先日公表された4─6月期GDPは年率換算で前期比6・8%減と大幅に落ち込んだ。東日本大震災のあった11年1─3月期(6・9%減)に匹敵する激減だっただけに、一時、市場は騒然となった。
「株
価の暴落も懸念されましたが、何とか踏みとどまった。その理由の一つは、日銀が動くのではないかというものでした。黒田総裁が経済の窮状を打開するため、
追加緩和を打ち出す可能性がある。そうなれば、株価は上昇に向かいます。その思惑で、市場は落ち着きを取り戻したのです」(市場関係者)
次回の決定会合は、9月3日と4日。ここで黒田総裁が腹をくくる可能性が高い。
http://news.livedoor.com/article/detail/9154370/
どうなんでしょうかね。。。
予想では、今日追加の金融緩和を言う可能性が強い!!!と出ていますが。。。???
どうもです。
増税しないければ、追加緩和しない的なことを言ってますよね。
増税しないと財政不安が高まるからだそう。
それならば、バラマキ財政をやめよ、というべきだと思うし、追加金融緩和、景気回復で税収増を図るべきだと思うのだけど、なぜかそれらをやらず、増税ばかり言ってますよね、黒田総裁は。
大体、日本国債を持ってるのは日銀含む日本の銀行ばかりなんだから、財政不安が高まりようがないし、高まっても何も起きないのだけど、、、
増税推進を阻害しない程度の金融緩和、、、これが今回景気回復局面での金融政策になると思います。
そのために財政バラマキも不可欠なんですよね。