jojuさんのブログ
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遺産相続と一族、社会の繁栄について考えてみる
前の日記の続き、、、
たとえ、自分が何十億の財を成したとしても、それを子供に残せば、遺産は孫の代までに食いつぶされてしまうだろう。
遺産を残すことで子や孫をダメ人間にし、かえって一族破滅となる可能性は低くない。
自分の生涯の努力の結晶たる資産が、一族破滅方向に作用するわけで、これはかなりバカらしい。
子供に資産を残さねばこんなことは起きない。
遺産がなければ、子は子で努力し、財を成すからである。
こちらのほうが実は一族破滅の可能性は低く、一族繁栄の可能性は高い。
子に遺産を残さず、知恵を残すならば、そうなる確率は一層高くなる。
子孫に継承すべきは資産でなく知恵だと思う。
子々孫々、一族内に資本を蓄積していっても、それは社会に生かされない死蔵資産を増やすだけ。
一家族で死蔵させずに有効活用できる資産はそんなに多くない。
資本は一族内でなく、生産手段たる企業にこそ蓄積すべきものなのです(資本蓄積先が一族企業だったら、遺産相続と実質同じで逆効果ですけど、、)
一族に代々蓄積すべきは資本、資産でなく知恵。
そうであれば、それぞれの代で何億程度かの財は成せ、どこかの代ではビル・ゲイツみたいな人間が出て何百億、何千億もの財を成し、そうして、どの代でも賢く強くしっかり社会貢献できる一族になるでしょう(社会貢献出来る=豊かになれる、、でもあります)。
逆に一族に代々資本蓄積するとこが多く、死蔵資産が増えていけば、それは社会全体の経済成長低迷要因になるので、巡り巡って一族の繁栄を阻害することにもなる。
そういう社会では階級化が進み、階級転覆的な騒乱も起きやすく、そこで真っ先に潰れるのは代々、莫大な資産相続を続け、知恵の蓄積をスポイルしてきた一族です。
(補足) ここで言う知恵とは、知識でなく、自ら考え道を切り開く能力です。 つまりは自助力、自立心みたいな、、。
子供をペットみたいに育てたりする親、子供に将来頼ろうとして子供に甘言ばかり言う親(子供に頼ろうとする親から自立心ある子が育つわけはない)、、、これらは皆、自爆をやってると思うのです。
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