金【下値は限定的？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY安を映しポジション調整の売りが先行して始まり、前日比9円安の4274円で寄り付く。その後、NY時間外の値上がりとともに価格水準を切り上げ、結局前日比4円高の4287円で終了。日米や米欧の将来的な金利差拡大を見据えたドル買いの地合いの中、ドル建て金は割高感から軟調な値動きとなっている。また、欧州中央銀行(ECB)が景気テコ入れに動くのではとの期待から世界的に株価が強地合いであることも、相対的に金相場を圧迫している。ただ、ウクライナを巡る地政学的リスクに対する懸念は根強く、金相場の下支えとなり下げ幅を限定的としている。本日夜間取引時間は、7月の米耐久財受注(21：30)、6月の米S＆Pケース・シラー住宅価格指数(22：00)、8月の米消費者景気信頼感指数(23：00)などが発表される。いずれも注目度が高く、結果しだいでドル円が動意付く可能性があるため、十分な注意が必要である。

夜間取引レンジ　　　4,273円～4,327円


中川

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