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ドル円は急騰し104円間近!未明のFOMC議事録はタカ派的
ドル・円は未明のFOMC議事録公表により大きく上昇しましたね(b´∀`)ネッ! 104円台に迫る場面を見せており、順調であれば年末に1ドル=110円程度としていたエコノミストらの今年の見通しも現実となりそうな勢いです。
早期政策変更も視野。週末の講演さらに期待! 未明の(米)FOMC議事録公表(7月29~30日分)を控えて様子見ムードの動きから、公表されると米長期金利(10年債利回り)が急上昇し、104円台に迫る場面も見られました。内容については主に以下のようになっています↓
■27:00 (米)FOMC議事録公表(7月29~30日分)
・多くのメンバーは雇用情勢が予想を上回って改善していると認識
・雇用と物価が想定より早く改善した場合は利上げが早まる可能性がある
・非正規雇用が依然として多く、労働力が十分に活用されていない
・労働市場の正常化はまだ遠いと判断している
前回と比べれば一目瞭然で、かなり利上げに関して具体的な話が出てきました。そもそも経済情勢について、ここまではっきりと想定を上回っているといった見解が示されるのは久しぶりではないでしょうか(`・∀・+´)
また、メンバーの多くが雇用情勢の改善がさらに加速すれば、市場の期待する利上げを前倒しで行うことが妥当といった見方を示していたことがわかり、早期の金利引き上げ観測が強まりドル買いといった流れとなりました。
これまで慎重な姿勢を示すことでハト(派)の皮を被り続けてきたFRBですが、ついにその化けの皮が剥がれてタカ(派)になりつつある感じです(ΦωΦ)フフフ…
ただ一方で、長期間失業している労働者や正社員になれないパートタイマーが依然として多く、労働力の活用が十分でないといった指摘も出されています。やはり雇用の質という面では、まだ弱さも残っているといったところでしょうか。まぁこの辺については前回も指摘されていたので、目新しい話題ではないです。
というわけで、2008年のリーマンショック以降、異例のゼロ金利状態の続いてきたアメリカが、ついに利上げに向けての議論が本格化されたわけですが、懸念されていた株価については概ね堅調で、わかりやすいトリプル高(ドル高・株高・金利高)となっていますε-(´∀`*)ホッ
具体的な利上げ開始時期については2015年半ばとなっていて、それが前倒しされる可能性が示されたというだけですが、為替市場的にはようやく出口戦略がはっきり示されたことを好感する形となっています。逆に株式市場としては、早くとも利上げは来年以降といったコンセンサスが出来上がって、当面の低金利が続くことを喜んだといったところでしょう。
こんな感じで、双方にとって具体的な道筋が提示されたことが市場全体にプラスに作用する結果となりました(*´∀`*)
昨日のFOMC議事録については大体こんなところでしょう。そして今後は、明日(22日)の23:00に予定されている(米)イエレンFRB議長講演(ジャクソンホール・シンポジューム)がより一層注目されることになるでしょう。
特にFOMCで問題となった、労働市場の改善状況に対する見解などは、今後の利上げ開始時期を占う上で非常に重要ですから、その辺がまずはポイントとなるでしょうか。
まぁこの辺については、見所や展望などについて、また明日にでも特集記事をアップする予定ですので、どうぞよろしくお願いします(。ゝ∀・)ゞヨロシクゥ♪
そしてここからは20日(水)のドル・円相場について振り返っていきます。東京市場は、1ドル=102.90~103.20円台で堅調推移となりました。午前中は103円台を前にしてモミ合いが続いていましたが、午後に入ると103.00円ラインをブレイクする仕掛け的なドル買いも入ったのか103円台に突入し、ストップロスを巻き込みながら上値を伸ばし続けました。
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