筋肉量および筋力低下を予防する新素材が京都新聞に掲載されました。
updated : 2014.8.11
加齢に伴い、筋肉量および筋力が低下することを「サルコペニア(筋肉減弱症)」と呼び、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の一つの要因にあげられています。
現在、日本は65歳以上の人口が3,000万人を超え、4人に1人が高齢者である超高齢化社会となっております。このような中、要介護状態になる恐れがある「ロコモティブシンドローム」も合わせて増加の一途をたどり、その予防策が必要視されております。
ロコモティブシンドローム予防として、骨・関節に対する予防対策は積極的に進められておりますが、体を支え、動かすためには、骨・関節のみではなく、『筋肉』に対してもケアが重要です。
80歳以上の高齢者の50%以上が「サルコペニア」を認めるという報告もあり、近年、『筋肉』に対する研究も活発化し、ロコモティブシンドローム研究は、骨から筋肉へと時代が変わりつつあります。
当社では、サルコペニア予防に対する新規機能性素材として、独自技術により、卵白を酵素分解した卵白ペプチド『サルコペップ』を5年の歳月をかけて開発しました。
『サルコペップ』は筋肉のもととなる細胞を増やすとともに、筋萎縮を抑制する働きも見出されております。
今後、『サルコペップ』を配合した飲料、食品、介護食など、幅広い製品への展開を目指します。
(京都新聞)