金【模様眺め強まる？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY市場は小幅安ながらも円安手がかりの買い先行で始まり、前日比12円高の4300円で寄り付く。その後、材料に乏しい展開が続き、結局前日比15円高の4303円で終了。ドル建て金は、ウクライナ情勢などへの懸念が一服したことにより、全般的に値動きの乏しい展開となっている。地政学的リスクは後退した一方、さらに下値を追う材料には乏しく、上下とも動きにくい。世界的な株価の落ち着きや、根強い米金融当局による早期利上げ観測が上値を圧迫しているが、地政学的リスクは依然としてくすぶっているため相場を下支えしている。地政学的リスクが続く限りは、値下がりしたとしても限定的なものとなりそうである。本日夜間取引時間は、重要指標の発表やイベントは予定されず、総じて手がかりを欠いた取引展開の可能性が高い。明日の米小売売上など重要統計の発表までは、積極的な取引は手控えられそうである。


夜間取引レンジ　　　4,284円～4,324円


中川

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