金【雇用統計の発表次第で？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY市場安を反映し売り先行で始まり、前日比32円安の4245円で寄り付く。その後は、手がかり材料難で動意の乏しい展開となり、結局前日比23円の4254円で終了。ドル建ての金は、前日に公表された米GDPの強い結果に加え、米雇用情勢の回復基調を背景に安全資産としての魅力が薄れ、1300ドルの大台を割り込んだ。また、米経済への楽観的見方が広がる中、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が上値を圧迫している。今晩発表される7月の米雇用統計が、米雇用の良好な情勢を裏付けする結果であれば、売り圧力が加速する可能性がある。

本日夜間取引時間は、7月の米雇用統計(21：30)、6月の米個人所得・消費(21：30)、6月の米建設支出(23：00)、7月のISM米製造業景況指数(23：00)などが予定される。雇用統計の発表に関しては、雇用者数の増加が6か月連続で20万人を超えると見込まれてはいるが、市場予想を下回った際のリスクにも十分注意を払う必要はある。


夜間取引レンジ　　　4,189円～4,301円


中川

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