証券コードに出てこない成長産業とは

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2014/07/19 - yuhsanさんの株式ブログ。タイトル:「証券コードに出てこない成長産業とは」 本文:昨年の株価は年間で6割近く上がったのですが、私のファンドは3割弱でした。くやし~~~!と、いってみたところで後の祭り。所得が増えて生活水準が上がると、人の欲望は物から消費に移ってきます。物は一度買って

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証券コードに出てこない成長産業とは

yuhsanさん
yuhsanさん


昨年の株価は年間で6割近く上がったのですが、私のファンドは3割弱でした。


くやし~~~!と、いってみたところで後の祭り。


所得が増えて生活水準が上がると、人の欲望は物から消費に移ってきます。物は一度買ってしまうと終わりですが、消費は一度味わうと、また次々に欲望が湧いてきます。


消費は内需の本命といっても、昨年のアベノミクス第2幕で活躍したのは、ゲーム、アニメ、アプリ、スマホ、情報、通信……、と今までの内需関連とは、少し違っているような気がします。


分からないものには手を出さない私のポートフォリオには、残念ながら一銘柄も入っていません。


日本で開発された電気製品は、中国や韓国に移転され、大量に生産されるとブランド価値がなくなってしまいました。そのかわり、中国で生産されたスマホが日本に入ってきて、いまやどこに行っても皆スマホ片手に夢中になっています。


これに関連した産業が、昨年後半の市場をリードしたようです。でもまだ名前はついていません。


どうでしょうか。「遊び」関連産業としたら……。「遊び」は、子供のころから親しんだ消費の本道。上にあげた業種のほとんどをカバーするものではありませんか。


「ちょっと、ちょっと、待った、待った!」またしても天からの声です。


「子供の遊びならそれでいいのだが。大人の遊びとなると、ちょっと違うようじゃ」
「イギリスじゃ、売春と麻薬をGDP統計に加えるかどうかで、大問題になっているし、中国では女性を介して大物が芋蔓式に捕まっているし、韓国でも……」


「どうして大人の遊びと結び付けるんですかねぇ~~~」


「遊び」産業としては、旅行、アニメ、ゲーム、ネット関連など、小粒ですが多岐にわたります。遊び関連で伸びる企業は、日本の固有の文化に結びついているため、国際競争力には問題ありません。


ただ、固定資産は事務所とコンピューターだけで、経費は人件費という企業が多いのも事実です。ROEは高く出ますが、競争障壁も低く、翌年の利益が見通せないという企業もあります。ITブームのとき、PERが100倍をつけた企業のうち、今日まで残っているのは、ほんの数社です。


新しい産業のため、新興市場などへはIPOとして続々上場され人気も高いのですが、5年後に存在しているかどうか、少なくともNISAには向いていていません。値幅取りには絶好の銘柄ですが、PERが高く配当利回りも低いので、あまり近寄りたくない銘柄です。


「そんなことばかり言っているから、乗り遅れたんだぞ!」


「ちょっと待ってくださいよ。そう怒鳴らないで、今見つけてますから」
「設備投資に金を掛けるのなら、遊園地か。でも、ホテルとか、酒屋さんとか、パチンコやさんとか……」


「発想が悪いな、そんなものコード表には出てないわ!」



 

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
yuhsanさん

kabukabumanさん

おはようございます


いや~~、考えさせるコメントありがとうございました。

私は今でも、短期投資はギャンブルと思っていますが、kabukabumanさんのコメントに接し、新しい投資方法があることを知りました。

でもそれができるのは、kabukabumanさんのように日ごろから、新しいものへの挑戦と発掘があるからだと思います。

私がもう少し若かったら、後を追うのですが……。

残念です。

Yuhsanさん こんばんは!

 

私は一昨年からスマホ関連の銘柄に短期で投資する様になりました。

情報・通信セクターはとにかく値動きが軽いので

一度美味しい思いをすると確かに病み付きになるのが解かります。

 

しかも短期で株価2~3倍はザラという業界だけに

成功した時の運用効率が群を抜いているのも事実だと思います。

(だからこそ人気が続くのでしょうね)

 

おまけに以前はテンバーガー銘柄なんて夢のまた夢でしたが

ガンホーの様なハンドレッドバーガーまで登場すると

最早テンバーガーでは物足りない様な錯覚に陥ります。

恐らく個人投資家の若年化が、こうしたギャンブル的な投資環境を生み出した要因の一つではないでしょうか。

 

私も当該セクターに投資する時は

江戸時代の押し込み強盗ではありませんが、いわゆる「急ぎ働き」というやつで

投資というより勝率の高いギャンブルという感覚です。

 

しかし私自身スマゲーに全く興味が無い所為か

スマゲーに対するアレルギーはことのほか強く

ゲームが一体何を生み出すのか?

ゲーム産業が株式市場を動かすとは余りにも情けない!などと

今でも自問自答しています。

 

所詮ブームが終われば廃れてしまうのがゲームの宿命ですから

売れる時にとことん稼いで、後継となるゲームが生まれなければ

貯金を食い潰して消えて無くなるのがオチだと思います。

 

ゲーム企業が幾ら儲けてもなかなか配当しないのは

常にこうした危機感があるからだと私自身は考えています。

 

開発費に金が掛かる様なことも言われていますが

元々大した設備投資など必要の無い業界だけに

どう考えても詭弁としか思えません。

 

スマホの普及で任天堂のファミコンが消えて行った様に

何れスマゲーも消えて行くのでしょうね。

とにかく時の流れの速さをしみじみと感じます。

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