エアバッグ、チャイルドシートなど自動車部品メーカーのタカタは、今4~6月期の連結決算で、リコール費用として約450億円の特別損失を計上する見込みだそうです。
通期(平成27年3月期)の業績に与える影響については確定し次第、開示するそうです。
タカタの平成26年3月期連結最終利益は111億円で、今期の連結最終利益は160億円を期初目標にしていましたが、今回の特損はこれらを大きく上回る金額となっています。
助手席のエアバッグに不具合があり、作動時に金属片が飛び散ったり出火する恐れがあるとして、納入先の複数の自動車メーカーが製品を計500万台以上リコールするため特損を計上するとのことです。
エアバッグ部品は米国子会社が平成13年9月~14年9月に製造していたそうです。
すでに株価には織り込まれていると思いますが、この額はあまりにも大きいですね。
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