LINE上場で動く銘柄
昨日7月15日に、LINE株式会社(以下LINE)が東京証券取引所に株式新規公開(IPO)を申請しました。上場時期は今年の秋頃との見通しになっておりますが、LINEのように規模や知名度の大きい会社の上場(大型上場)は、一般からの注目も大きく、新たな投資マネーの呼び水となることもよくあります。
そのため、LINEのように大きな注目を集める上場は、類似銘柄や取引先銘柄への影響も大きいといわれています。そこで今回は、LINEが上場された場合に影響が大きいといわれる12銘柄を紹介します。
①エムアップ〈3661〉
LINEで使えるスタンプの「スタンプデコ」を手掛けている会社です。
②メディアシーク〈4824〉
LINEで使えるスタンプ「くまモン」を手掛けている会社です。
③マーベラスAQL〈7844〉
「LINE GAME」で配信中の爽快ランニングアクションRPG「LINE らんらん勇者」等を手掛けている会社です。
④アドウェイズ〈2489〉
LINEと代理店契約を締結しており、基本契約に基づいて「LINEフリーコイン」の販売を行っている会社です。
⑤ネットイヤーグループ〈3622〉
グループ企業が、代理店販売、開発・運用支援サービスなどを行っている会社です。
⑥ユナイテッド〈2497〉
LINEの課金システムに出資している会社です。
⑦ガイアックス〈3775)
ソーシャルメディア活用支援などをおこなうガイアックスは22日、企業向けLINEの公式アカウント、LINE@の運用支援サービスを開始しました。ガイアックスでは企業の状況に合わせて「コンテンツ設計」、「ライティング」、「投稿代行」のほか、クーポンや店舗来店までの効果測定などもおこない、企業のLINE活用を支援しています。
⑧メディア工房〈3815)
好採算の占いコンテンツはLINEへの配信開始などが寄与しています。LINE の定番キャラクターが登場する「星占い」「タロット占い」「相性占い」のほか、「an・an 占い」、「本格占い」など、総計 200 種類以上の鑑定メニュー(一部有料)が提供されています。
下期に人員増強など先行投資負担出ますが、営業増益の幅拡大が見込まれます。
⑨イマジニア〈4644〉
LINEにキャラクター配信を開始しました。好採算のスマホ有料アプリが伸びています。
⑩インデックス〈4835)
ソーシャルゲームはLINE、ドコモに提供し、既存のグリー、モバゲー依存からの転換を狙っています。任天堂のWiiU向けに同社と共同タイトル開発しています。
⑪NHN 〈035420:KS〉
韓国のNHNはLINE(ライン)株式会社へ100%出資する親会社です。
以上LINE株式会社の関連銘柄ついてお届けしました。