日経平均が15,000円割れを目前に、踏みとどまっているうちはいいのだが、
このラインを割ってしまうと、しばらく這い上がれまい。
悲観的に想像しても精神的に苦痛なだけなので、あえてここは16,000円を目指す根拠について、
チャート分析する。
過去1年を振り返ると、昨年の7月から15,000円の大台にチャレンジして3回失敗した。
しかし、4回目は一気に15,500円をオーバーシュートした後一旦15,000円に押して、
12月に16,000円をクリアしたのだった。
そして、今年に入って海外投資家の利益確定が入って14,000円まで急落した。
15,000円に2回戻った後、再び 14,000円まで急落し、
その後反発して、上昇局面で3つの山を形成して今日に至る。
やはり基準ラインは15,000円~15,500円で、このレンジチャートをいかに突破するかが、
今後16,000円を越えていくカギになろう。
最大のエンジンはアベノミクスの第三の矢と言いたいのだが、重要法案が遅々として進まないので、
期待できそうもない。(これでも今までの内閣よりかなり早いほうなのだが)
今年度2%成長を現実のものとするには、
黒田さん、あなたしかいません。
たっぷりと刷った現金で、国債だけでなく現物資産の買い増しを大量に実施するのが、
一番の刺激策です。
日銀が買えば、年金基金も安心して株式の比率を倍増できるし、国民の1000兆円資産を株式市場に持ってこれる。
海外投資家頼みの現状打破に大きく貢献できると確信するのだがなー。
ミラクルは突然やってくると信じて、期待して待っています。
こんな時勢では有りますが、2158(UBIC)5.75%up と 7148(FPG)微増は安心した。
しかし、並べるとシンメトリーかと目をこする。互いに次の山を目指すのはいつになる事やら。