昨夜閣議決定された集団的自衛権行使容認について

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昨夜閣議決定された集団的自衛権行使容認について

西暦20XX年、日本は核の炎に包まれた…
なんてなったら嫌ですけどね。というわけで、政府は昨日の臨時閣議で集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定しました。閣議決定文によると、日本と密接な関係にある他国が攻撃された場合でも、一定の条件を満たせば反撃が可能となります。

集団的自衛権の行使を認めた閣議決定(要旨)
1.日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある
2.日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない
3.必要最小限の実力行使にとどまる
日本と密接な関係にある国が攻撃された場合、上記の3条件を満たせば集団的自衛権は憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った

今回の決定に対して、容認派・反対派で分かれると思いますので、是非についてはともかくとして背景やメリット・デメリットなどについて簡単にまとめておこうと思います((φ(..。)カキカキ

日本の相対的な経済地位低下が要因か 以下のアメリカ・日本・中国の名目GDPのグラフを見てみると、日本の凋落というのが一目瞭然ですね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー↓

2010年ごろを境に、完全に中国にブチ抜かれています。ちなみに同年に尖閣での漁船衝突事件が起こったのは決して偶然ではないでしょう。中国がまだまだ経済規模の小さかった2000年ごろは、特に安全保障上の問題を真剣に考える必要はなかったんでしょうが、ここ数年で状況が一変してしまったというわけです。

そして喫緊の課題は、なんといっても南シナ海における中国の支配力が増していることに対して、どう対応していくかということなんですよね。中国を中心に周辺諸国が領有権を争う南沙諸島・西沙諸島に加えて、日本のシーレーン(海上輸送ルート)を守らなければなりません。

特に石油をはじめとしたエネルギー関連については、サウジアラビアやアラブの中東から99%以上を輸入していますから、海上の輸送ルートを中国に握られるようだと、かなりよろしくない事態になってしまうんですよね(´・ω・`)

マラッカ海峡は浅瀬もあるため、基本的に行きはマラッカルートを通りますが、原油を積んだ帰りはロンボク海峡ルートを通ります。見てのとおり経済効率的にはやはりマラッカ海峡ルートが必要ですが、将来的にはロンボク海峡ルートの往復ということになるのかもしれません。

まぁ某新聞社は何故か叩いていましたが、2013年1月に安倍首相が就任後に行った初外遊では、ベトナム、タイ、インドネシアといった東南アジアを訪問しました。この背景には、やはりシーレーンの確保という目的があったとも考えられ、こうした流れの予兆というのはありました。

集団的自衛権容認のメリット・デメリットとは てなわけで、メリットとしては外交上、防衛上の戦略広がることですね。南シナへの影響力を強める中国の台頭を抑止すると共に、万が一の時は集団的自衛権の行使が可能となっていることで、東南アジア諸国からの協力も引き出し易くなるでしょう。いわゆるトモダチ作戦ですねw

デメリットは各報道でも言われているとおり、もちろん日本が戦争に巻き込まれる可能性があるということです。特に、閣議決定文にある、「日本と密接な関係にある国」の筆頭候補は当然のことながらアメリカです。実はベトナム戦争も湾岸戦争もイラク戦争も、アメリカは自衛のための戦争と一貫して主張していますから、解釈次第でどうとでもなる現状を考えると、アメリカ側から要請があった場合にどうなるかが非常に大きな懸念材料となります。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-07-02-1
1件のコメントがあります
  • イメージ
    jojuさん
    2014/7/2 22:00
    どうもです。

     戦争に巻き込まれないための集団的自衛権ですよ。
     単独でいたほうが侵略されやすい。

     自営の権利なんで、行使するもしないも日本の勝手だから、巻き込まれるっていう表現にはウソがありますね

     左翼のサル知恵にだまされる国民が半分もいるのは驚き。


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