なかなかドル円は上昇してきませんね。総務省が公表した5月の全国消費者物価指数は3.4%上昇して32年ぶりの伸びと大きく報道されていますが、先日閣議決定された「新成長戦略」により材料出尽くし感があって特段の大きな動きにはなっていないように思えます。
そのため、米国株安の流れをそのまま受けた日経平均は15,095円と前営業日比-213円で取引を終え、ドル円も101.3円台を推移しています。
さて、今夜発表される指標は「ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)」だけとなりますので、週末要因も考えると上値は重そうです。
差しあたり動く可能性があるとすれば、「日銀短観」「中国6月製造業PMI」「中国6月HSBC製造業PMI確報値」が発表される7月1日(火)になってくるような感じがします。
レンジ相場には変わりありませんが、大きな材料も見当たらなく不安定な相場が続いていますから動き出すまでは深追いはせず様子を見ようと思います。「休むも相場」ですね。
でも、長期ロングを持っている私としては胃が痛い展開です。