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おバカなアナリスト。

確率•統計学について考えてみます。最近のアナリスト、過去の勝率を分析して、『今月この株が上昇する確率は80%』とか言っている輩がいますけど、あれ本気ですかね。試行回数、数十回程度で確率出してそれが参考になるんでしょうか。例えば、優待人気が高く、権利確定が近づいているため、上昇しやすい傾向がある、といった推論であれば納得も出来ますが、ただ過去の勝率を分析とか言われても、『誤差だよ、誤差』としか言いようがないです。いりませんよ、68%とか85%とか妙にリアルな数値。『ここの優待人気があるみたい』とか『配当性向が高い』とシンプルに言っていただければ充分です。過去を分析して帰納するやり方、統計学的に証明できなければ、意味のない行為だと考えますが、皆様はいかがお考えでしょうか。
また、名の売れたアナリストが予想すると翌日ストップ高とかいう現象ありますが、あれ問題ないんですかね。ほぼ風説の流布ですよ。勝率100%とか、アナリストの予想みて皆が買ってるんでしょ。だったらより科学的に、金庫に予想をしまって、後から開示して予想が当たったか確認するといったフェアな競争をすべきではないでしょうか。それで勝率100%だったら納得です。人気アナリストをメディアが造っていく。それで美味しい思いをする人達がいる。芸能プロダクションとアイドルのような関係があるのかな。証券会社のコンセンサスといい、アナリストの予想といい、インチキすれすれ、いやインチキが横行しているような気がするのは私だけではないはずです。
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