日本式の大人用おむつが、国際標準として認められる見通しになったようです。
現在、国際標準になっている欧州式は丸ごと交換しますが、日本式は、紙おむつの中に吸水材の「尿取りパッド」を貼りつけて使うそうで、国際標準化機構(ISO)から「安上がりで漏れにくく、省資源」と評価されたようです。
ユニ・チャームや花王などの国内メーカーは、世界市場での展開に追い風になると期待しているようです。
ISOは、大人用おむつの評価指針を定めており、各国の病院や介護施設などは、この指針に沿って製品を選ぶことが多いそうです。
尿漏れなどでおむつが汚れると丸ごと交換する欧州式は、広く普及していますが、パッドを使う日本式は、ISOの評価指針では明記されていないそうです。
欧米では、軽い尿漏れの対策として、普通の下着の中にパッドを入れることが多く、紙おむつと重ねて使うケースが少ないためのようです。
市場の大きさはよくわかりませんが、高齢化社会がますます進むと、有望かもしれませんね。
8113:5,706円、 4452:3,870円