損切り、塩漬け、難平買い

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2014/05/10 - yuhsanさんの株式ブログ。タイトル:「損切り、塩漬け、難平買い」 本文:株を買って、期待通りに動かなかったときにぶつかる問題は、そのまま持つか、買い増すか、投げるか・・・です。何にもしなければ塩漬け、買いは難平、売りは損切り、ということになります。実は同じヘッドラインで、

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損切り、塩漬け、難平買い

yuhsanさん
yuhsanさん


株を買って、期待通りに動かなかったときにぶつかる問題は、そのまま持つか、買い増すか、投げるか・・・です。何にもしなければ塩漬け、買いは難平、売りは損切り、ということになります。


実は同じヘッドラインで、2011年6月11日に投稿しています。株のテーマも、ゴルフの週刊誌と同じように、今週は「スライスの直し方」、来週は「ドライバーの飛距離を伸ばすには」……とやって、1ヶ月先には、また同じテーマに戻ります。損切り、塩漬け、難平買いも、株の世界では、永遠のテーマかもしれません。


一般的には、損切りがベストであり、難平買いは損の拡大に繋がるため禁止、塩漬けは資金効率を考えると愚策、とされています。そうでしょうか???


私は、株は信用取引から入ります。一般に信用取引は、コストが掛かる上、期日の制約があるため、値動きのいい株を短期に持つというのがルールのようですが、私の場合は「動かないときに買って動くのを待つ」という買い方です。確かに効率は悪いのですが、動き出したときに買うよりも、高値つかみのリスクが少なく上値の期待が多くもてます。また、期日になって売るときも、大商いの期日売りと重ならないメリットがあります。


取引の基本は、相場が上を向いているときに、いい株をタイミングよく買うことにあります。損切りさえきちんとやっていれば、いつ何を買っても何を売っても安全のようなことをいっている人がいますが、損切りを繰り返すとたちまち資金が底をつきます。損切りをしないとことを前提にして株を買います。


割安のときに買っていますので、6ヶ月の期日が来るまでには利益確定のチャンスはあります。それでも、相場が大きく崩れたときには損失が残ってしまいます。


そのときの基本は現引き、つまり塩漬けです。割安のときに買ったわけですから、高値つかみの株を現引きするわけではありません。とはいっても、私の場合、投資に使う金はすべて株になっていますので、現引きでも損切りでも、現物株を売って資金を捻出しなければなりません。そこで、現引きか損切りかの最終判断は、売却株と現引き株との比較価値、現引き損切りの資金量などを勘案して、総合的に決めるようにしています。


信用取引は、手数料以外に金利と管理費用が掛かりますが、最近では信用の手数料を現物より安く設定する会社も多くなっていますので、6ヶ月間のトータルコストは購入金額の2~3%ほどです。買った株が値上がりして得られる利益を考えれば、特に問題にするほどのものではありません。


信用取引の期日は、強制的に建て玉の整理をやってくれますから、欠点というより利点と考えています。このメリットのない無期限信用取引は使っていません。


ということで、私のルールでは、塩漬けを第一にして、損切りはやらないようにし、難平買いはケースバイケースでやります。


いずれにしろ、「取引の基本は、相場が上を向いているときに、いい株をタイミングよく買うこと」にありますので、相場の見通しが外れない限り、損切りは不要です。


「ちょっと待った!待った!」と、またまた天国からの声です。


「お前の相場の見通しなんか、しょっちゅう狂っているじゃないか。損切りしなければ、塩漬け株ばかりになるじゃないか」
「だから、当たるように、お祈りしてるんですよ。お願いだから当たるようにしてください。お願いだから……」




4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
yuhsanさん

kabukabumanさん

こんにちは


コメントありがとうございます

難しい相場で、方向感が出ないので、皆さん苦労されておられるようですね。

こういうときこそ、自分の投資法を見直したいと始めたのですが……、

kabukabumanさんもご自分のデータをお持ちなので、大変参考になります。

わたしもこれと思う株があったら、難平買いします。どちらかというと、買い下がるという感じですが。

昔は買いあがったものでしたが、さすがに最近はやらなくなりました。

信用取引も銘柄の入れ替えと、相場感覚を忘れないためにやる程度で、昔のように大きな相場はやれません。

年相応といったところでしょうか。

相場観も、大事にはしますが、持ち株は動かしませんし、信用取引も評価額の1割程度ですから。

昔ほど勉強はしません。感を働かせる程度かもしれません。




こんばんは、ご無沙汰しております。

 

何時も参考になるご意見有難うございます。

 

早速ですが

私は信用買いをしませんので、本来なら塩漬けでも問題無いと思うのですが

基本的には個々の銘柄より

年間をベースとしたトータル管理に重点を置いていますので

どちらかと云えばマイルールに従って損切りすることが多い方だと思います。

 

最大の理由は相場観に大きな弱点があるので

買うタイミングを間違えることが多いからだと認識しています。

つまり買えば下がるを繰り返しているうちに

銘柄に拘らずトータル管理に徹しようと考えた結果

目標管理を基礎とした投資スタイルになったという訳です。

 

但し損切りしない銘柄はとことんナンピンします。

その理由は、偉そうな言い方ですが必ず上がるという妙な自信です。

 

特に中長期銘柄を選ぶ時は

自分なりに納得出来るまで調査しているつもりですが

正直なところ将来の株価見通しに対する自信の度合いは微妙に異なりますし

選択ミスも少なくありません。

 

そこで、絶対という自信があれば徹底してナンピンしますが

少しでも迷いが生じれば、多くの場合塩漬けよりも損切りを選びます。

 

因みに過去の中長期投資の実績を振り返ると、およそ45%が損切り

45%が利確または同値撤退、残り10%はナンピンですが

不思議なことに、この10%の部分で利益の半分以上を稼いでおり

結局私にとってナンピンは貴重な投資戦術になっている様です。

 

つまり未熟者なりに自分で生き延びる方法を見付けただけで

肝心の相場観を養わない限り、何時まで経っても半人前というリスクを

背負ったままだと思います。

私の修業はまだまだ続きます。

今後とも貴重なお話を期待しております。

 

 

 

 

 

 

yuhsanさん

おちゃちゃさん


いつも暖かいお言葉感謝しています。

相場見通しと、銘柄選択は、頭を頭を悩ませていますが、

いくら勉強しても、だめなときはだめ、エイヤ!で買った株がよかったりして……、ホンと難しいですね。

相場観はある程度やっていると、わかってきますが、

何しろ相場を動かしていうのが外国人ですからね。

困ったもんです。

いつも、目からウロコの日記ありがとうございます


いやぁ、信用取引の使い方には

(・o・) 目が点でした


それにはやっぱり相場観が大前提ですね

がんばろっと

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