DRAGON'さんのブログ
中国の裁判所 商船三井の運搬船を差し押さえ
普通の国だったらって相手は普通の国ではありませんか…。なお、元記事に動画あります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140420/k10013885491000.html
”中国・上海の裁判所は、日中戦争の前後に中国の船会社の関係者が日本の船会社に船を貸した際の賃貸料が未払いだとして、賠償を求めていた裁判で、敗訴した日本の商船三井が賠償に応じていないとして、商船三井の大型の鉄鉱石運搬船を浙江省の港で差し押さえたと発表しました。
これは上海海事法院が19日付けで発表したものです。
この裁判は、上海の船会社の親族が、1937年に始まった日中戦争の前後に日本の船会社に貸した2隻の貨物船の賃貸料などが未払いだとして、1988年に日本側の会社を相手取って賠償を求めていたものです。
この裁判を巡っては、2007年、上海海事法院が原告側の訴えを認め、日本側の会社をその後吸収合併していた「商船三井」に対し、日本円で29億円余りの賠償を支払うよう命じる判決を出しました。
商船三井側は判決を不服として申し立てていましたが、2010年12月、中国の最高裁判所に当たる最高人民法院が、これを却下しました。
そして、その後、商船三井側が賠償の支払いに応じなかったとして、上海海事法院が19日、浙江省の港に停泊している商船三井の鉄鉱石運搬船「BAOSTEEL EMOTION(バオスティール・エモーション)」を差し押さえたとしています。
中国では、戦時中に日本に強制連行され過酷な労働をさせられたとして、中国人の元労働者や遺族が日本企業を相手に損害賠償を求める訴訟が相次いでいます。
今回の差し押さえによって、中国での戦後賠償に関連する裁判で、今後、原告側が勝訴した場合、日本企業の中国国内にある資産が差し押さえられる可能性も出てきたとして、議論を呼ぶことになりそうです。
今回の船の差し押さえについて、「商船三井」は、「現地から情報はあったが、事実関係を現在確認中で、今後の対応は検討中だ」と話しています。
商船三井によりますと、差し押さえられた鉄鉱石運搬船の「BAOSTEEL EMOTION」は、総トン数11万9000トン、全長およそ320メートルある大型船で、22万6000トンの鉄鉱石を一度に運ぶことができます。
商船三井では、この船の建造費用は明らかにしていませんが、平成23年9月に日本の造船所でしゅんこうしました。
この船は、商船三井と中国の鉄鋼メーカーが、専用船として長期の契約を結んで、中国とオーストラリアなどとの間を往復し、鉄鉱石の運搬に使われていました。
また、上海の日本総領事館は、「きのう、海事裁判所の担当者が船舶まで来たと聞いているが、そのほかの状況については情報を収集しているところだ」と話しています。”
常識的に考えても、今回の件は色々とおかしすぎますが。そもそも中国は戦後賠償の権利を放棄していたはずです。(そもそも中華民国と中華人民共和国は完全に別の国だから当時サンフランシスコ条約に参加出来て無い現在の中国は、当時に請求権すら無いですしねぇ)
民事と言うなら、時効とか、会社の連続性(大体元の会社が既に存在してませんし。それにもしも会社同士の合併が戦前だったら、そもそも元財閥系の企業は戦後の財閥解体によって名前は同じでも法的には別企業だった気がするのでタイミングによっては、更におかしなことに…)とかがと思いますが、中国は、その辺り何を考えているんでしょうね?
(中国の法律に時効が無かったら、それはそれで笑えますが…)
まぁそれはさておき、これ対中投資がますます逃げていきますよね。
会社に被害が出れば、国内でも株主代表訴訟で経営陣の責任が問われるようになりますし。
経営的に中国に関わらない事を目指す企業が増えるはずです。
日本企業以外でも、戦前の中国に租借地を持っていた国なら、いつかその事に関する件で請求が来るかもしれませんしね。
もう、中国は基地外としか言いようがないですね。そんなに早く日本と断交して戦争したいんですかね?いや、連中の考えが本気で読めないです。
-
関連銘柄:
野村上証50(1309) 日興パ中国A(1322) -
タグ:
中国側が言っていることが、真実か否かはわかりませんが・・・
中国って、時効がないのでしょうか???