今週のAERAにも小保方さんネタの記事がありました。
朝日新聞系の雑誌ですが、親新聞同様、ウソを書く体質があるようで、小保方さん記事でも大きなウソが2点。
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●ウソその1. 悪意がなくても研究の世界では「不正」とされる(小保方さんの件もこれに該当するとのこと)
・・・・ これは全くのウソである。 一般の世界でも研究の世界でも「不正」の定義に違いはない。 意図的にねじまげれば「不正」(=犯罪的行為)であり、そうでなければ「過誤(ミス)」である。 それらが、論文の結論を捻じ曲げるようなものならば、「重大な」不正もしくはミスということになる。
・・・・ 小保方論文であったのは、「見やすくするための図の加工」、「図の取り違え」の2点。 いずれも論文の結論には影響しないので「重大な」ものではない。 加工前の図に戻したり、間違った図を差し替えれば済む話である。
・・・・ AERA記事は、研究世界が一般人の知らない特殊社会であるのをよいことに、「不正」の定義をねつ造し、ミス程度のことを犯罪的行為にしようとしている。 これでは冤罪(えんざい)事件と全く同じである。 この件につき、不正と断じてる研究者、AERAにコメントを寄せている研究者は過去にそのような事例が多数あったかを示すべき。 それでも不正とならなかった事例が皆無なことと併せ、示すべきでしょう。
・・・・ AERAの新定義に従えば、論文のミスは全て不正になり、多くの研究者が不正行為を働いたことになり処罰されてしまう。 しかし、そんなことはこれまでなく、査読時や事後のミスの修正・訂正は当たり前に行われている。
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●ウソその2. 論文では第三者が検証できるように全ての手順、ノウハウが書かれてなければいけない。
・・・・ これもウソ。 この件でAERAにコメントを寄せてる研究者は、実態と違うことを言ってます。 概略の手順、方法しか書かれてなく、細かいノウハウが書かれてない論文は腐るほどある。 第三者が検証困難な論文は沢山あるのです。 そうした論文で、細かいノウハウを書いた続報が出てない論文も多数あります。 第三者に検証されぬまま掲載されてる論文は沢山あるのです。
・・・・ 本来、第三者が追試できるように書かれるべきだが、実際には論文スペースの関係なのか、研究テーマをまねされたくない故か、そうなってない論文は結構多い。
・・・・ 第三者に検証されぬまま論文掲載されても、それが正しいと思われれば他論文で沢山引用されるし、そうでなければ引用されないだけのこと。 それが有用ならばそこから応用研究が派生するし、そうでなければどん詰まりの論文になるだけのこと。 第三者検証はあるほうが望ましいが、なくても後世の読者がその価値を評価することになるのです。
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以上のウソがまかり通ると、小保方氏は犯罪的行為を行ったことにされ、研究世界から追放されたうえに、STAP細胞のノウハウは洗いざらい抜き取られることになる。
これは、つまり、ライバル研究者、小保方氏の成果を横取りしようとする研究者には非常に都合が良い。 マスコミで小保方問題(?)に「悪意の」コメントをしてる研究者たちは、正確に「事実」を語るべきではないか?
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今回の件は、若輩の研究者が大成果を出してしまったがゆえの悲劇だと思います。
しかし、このような不公正(ミス程度のことで揚げ足を取られ研究世界から追放)がまかり通れば、若手研究者は果敢に新分野に挑めなくなるでしょう。 日本を捨てて米国など海外に頭脳流出が進みやすくなる。
また、どういうわけか、日本のマスコミはSTAP細胞の再検証のみらず、ノウハウの公開に異常に固執した論説を張っているが、税金を投じてる以上、ノウハウの公開には慎重であるべきです。
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小保方氏のケースは、一部研究者が大声でわめこうと、マスコミがそれに悪乗りしようと、公正に処理されるべきです。
すなわち、
1)ミスを正して論文掲載。
2)STAP細胞の第三者検証を行っても、応用研究で先行できるように細かいノウハウは流出させないこと(国民の税金が投じられてる以上、これは当然)
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何度も書いてますが、マスコミは小保方論文をねつ造と指弾する前に、自身の記事にねつ造、歪曲、偏向、えん罪行為がないか顧みて欲しい。
特に朝日新聞は過去の不正確報道(南京「大虐殺」、「従軍」慰安婦)で訂正もおわびもしていない。
これでは、上記AERA記事と同様、デマの言いっ放し、ということになる。
朝日新聞はそれでも公器と言えるのか? それなのに政府保護(再販制度。この原資は全て国民負担)を受け続けるのは厚かましくないか?