モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望160
先週の金曜日、ダウが159ドルげらくし、16400で、その取引を終えた。ドル円は、104台まで、円安が進んだものの、そこから一転、一気に、円高に進み、103.20まで、円高が進む。
おそらく、利食いが出始めたと考えてもよいのではないかと考えている。木曜日の、下落の後に再上昇したが、勢いは弱く感じられた。ダウの木曜日の取引状況をみて、下落すると思っていたのだが、値を戻したので、驚いた。金曜のダウの下落が、利食いであれば、しばらく続く可能性があると考えている。ダウが弱ければ、その他の市場も弱くなるのが、流行であり、日経平均も下げてくると思っているところであるが、日銀の、金融政策が、月曜、火曜とあり、日経平均も、買われるかもしれない。円も103.20で取引を終えているが、月曜、火曜の日銀にらみの展開になるので、いったん、円安に振れるかもしれない。しかしながら、月曜日に、大幅下落し、火曜に、値を戻す展開になるかもしれない。日銀の金融政策に対する催促相場。よくそう説明される展開である。
4月11日に中国の指標が出るが、現状で、中国関連の売りニュースが出ても、売られる展開になっていないので、今週の重要な指標は、失業率とFOMC議事録ぐらいか。
おそらく、為替も、株も短期での勝負に出ているのではないか。ダウもおそらく吊り上げるだけ吊り上げられているので、そろそろというところか。
<為替相場>
ドル円 101.70~104.20
ユーロ円 138.20~143.20
ユーロドル 1.3520~1.3820
ユーロが、下落トレンド入りか?マイナス金利政策もありかもなどと言われ始めている。ドルが今後強くなるなどと言われているが、その他通貨、豪ドルなどが強く、ユーロも同様である。円が最弱通貨となっているというのが現状のように思える。
実際、下落トレンド入りかと考えていると、逆に、相場が動き始める場合があり、煽るだけ煽って、逆に動くということが多く、足元をすくわれないようにしたいところである。
豪ドルが、いったん下落したものの、ふたたび、0.9290まで、上昇しており、まだ、上げそうであるので、逆をついて、売ってみたいところである。
円高に振れてくるのではないかと思っているが、難しいところである。おそらく、しばらくは、レンジ相場ではないかと考えている。安値に触れても、105円というところか。
<株式相場>
日経平均 14200~15350
日銀次第である。その前半の動きは、ポジション調整となる。日銀の政策期待なら、上昇。催促相場なら下落。15200が越せないでいるので、上昇させるつもりであるならば、日銀に合わせて、一気に抜いてこようとするのではないか。
消費税引き上げによる景気の後退があれば、補正予算を組むらしいが、それは、赤字国債によるのだろうか?意味がなさそうである。放漫財政ということで、円安となるのであろうか。日銀が、国債の値段をどこまで、維持できるのかが問題である。