aquoibonisteさんのブログ
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働く人が大事にされると、景気は良くなる!
名ばかり管理職で正社員も大変、請負派遣やパート求人ばかりで正社員になるのも大変、でもがんばって訴える人のおかげで働く環境はだんだんに良くなってきている。
実は、働く環境が良くなると、成果も増えるので、人件費の上昇以上に企業の業績が上がってくる。でも一度、普通の人でも会社に庇護されていないと思うと広い世界で考える習慣がついたから、それで世界の中での働き方を模索するようになり、閉塞感から抜け出して行っているようにも思う。そういう意味では労働環境の一時の悪化は必要悪だったのかもしれないが、継続的な悪環境は決して継続的な成長は生まない。
もし、これまでのように働く人を粗末に扱い続けたら、これから資源国や中国なんかがため込んだ外貨で日本の技術や人材を買いにくるから、労働環境を良くしないと、日本の人が安く働かされて、利益はよその国に行く状況ができあがってしまう。
中国だって、企業に対して、基本、終身雇用を義務付けようとしているし、働く人を守ることが国を守ることになるし、内需も増えて社会資本も充実する。
これまで経団連の会長をしていたキヤノンとかトヨタとかが率先して景気を悪くしていたってこと。で、小泉にも見棄てられた働く人の孤立無援の生存権の主張が、結果的に景気を良くしていくだろうってことがだんだんに分かってきた。
我慢することは必ずしも人のためにはならないってことで、何か正しいと思って行動している人の声には耳を傾けるべきなんだろうね。
イタリア語をならっていたときに、イタリア人に
「何で日本人はストをしないの?不満を言うならストしないと!」
って言われました。
向こうでは、労働者の当然の権利なんだとか。
いまじゃ労働組合がある会社がすら少ないですからねぇ。
いろんな意見があるので、意見は伝えるべきだと思います*
ただ、伝え方も大切だし、伝えた後のことや立場も、
考えて行動しないとダメかなぁ?
意見が通らなくても、伝える姿勢は、大切と思いますね!
日本は労働組合が企業単位に細分化されて、とうとう流行らなくなってしまって、働く人にとっては、最後の砦として憲法と労働基本法を盾に裁判所で話し合うのがメインのやり方になってきてますね。
もしかすると組織に頼らない、個々人が強くなっていくチャンスかもしれません。これからの陪審員制度も、人は合意の取れた法律という約束事に守られているという意識をはっきりさせるいい役割を担ってくれないかな、というのが希望です。
代替案、そうですよね。
できる限り建設的な方向にもっていかないといけませんね。
うまく代替案が出せない人がいても、いろんなその道の専門家の方がしっかりサポートした結果、いい展開を見せている事例は、ほんといい仕事してるなぁって思います。
ゆめうさこさんはきっと気配り上手な人ですね。
おそらく今、裁判になったりしていろいろとがんばっている人も、最初は会社の上の人とかに気を遣いながら相談してみたけど、きっとあまりに厳しい状況だったから、いろいろ考えながら行動してるのだと思います。
伝え方がうまくなれば、もっと早くに問題が解決できるようになるかもしれません。利益を求める企業側も、悪気がなくても、意見をうまく吸い上げる仕組みができていませんから。
意見を伝えようとすることはどちらのためにもなることが多いと思いますよ。だから学校では国語を教えているのだと思います。