ちょうど一週間前は102円を割り込む場面を見せたドル円ですが、今週はあっという間に103.7円まで上値を拡大しています。しかも、怖いくらい短期間に上昇していますね。
考えても見れば、昨年は上昇ムードの相場だったのですが、今年に入ってから「アメリカの大寒波」「中国のデフォルト問題」「新興国不安」「ウクライナ情勢」とネガティブな要因が続き、上昇圧力にフタがされていましたから長期目線で見ればその反動とも考えられます。
逆に短期目線で見た場合、「中国の景気刺激策への期待」「日銀短観から追加政策発動への期待」「アメリカ指標の堅実な動き」が同時に発生し、リスクオフ(回避)が後退したためとも考えることができます。
さて、こうなってくると『104円へのトライ!』が鍵になってくるのですが、慎重論を言えば木曜日に「欧州中央銀行(ECB)政策金利発表」、金曜日に「米・雇用統計」と言った注目イベントが控えていますので、「様子見になるのでは?」といったことや、「利益確定に押される」といった要因が考えられます。
しかし、今までも慎重論を唱えても市場は突き進むという傾向が幾度となくありましたから、欧州タイムかニューヨークタイムの序盤であっさり104円を超えてくることも考えられます。個人的にはこちらに期待!!
そして、週末の雇用統計と戦略ですが…
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