平成26年3月18日(火) 雑感

[暁投資顧問さん]

欧米株反発で円安に振れたため日経平均も反発。
今日もソフトバンクが大きく上昇し、日経平均を嵩上げしているが、相場の質は良くない。
1万4500円付近では売りものに押される様だ。
一気に切り返すような展開とはなっていない。
依然、証券・不動産・金融といったセクターの動きが冴えない。
急落の反動もあって、ウクライナ情勢が一服となれば一定の戻りを試す展開となりそうだが、アベノミクス相場の初動を担ったセクターに買いが戻ってこないと3月高値更新は厳しいと見る。
その鍵を握るのはやはり日銀の追加緩和となりそうだ。
ただ昨年の黒田バズーカのインパクトを考えると、舵取りは相当難しいと思う。
写真は三井住友FGの日足チャート。
今日の相場でこの動きである。

三井住友FG　日足チャート