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今後はロシア・アメリカ・EUの対応が焦点に

ウクライナ南部のクリミア自治区で行われたロシアの編入を問う住民投票は、最終的に賛成が96.8%との発表がありました。まぁなんとなく某国の信任率100%を思い出してしまうような結果ではありますが、とにかくこれでロシア編入という方向性は決定しました(ノ∀`) アチャー

今後は21日にロシア下院で編入に向けた法案を審議していくことになりますが、その前にまずはロシアがどのような出方をするのかに注目があつまります。今のところ、プーチン大統領は住民投票の正当性を主張し、結果については尊重するとしながらも、クリミアの編入受け入れの可否については言及していません

まずはロシアが受け入れを正式に表明するかどうかに注目が集まります。プーチン大統領が受け入れをはっきりと表明すれば、経済制裁が確実な情勢となるため、相場にとってはマイナスでしょう。まぁ現時点でもほぼ確定というか、ある程度の制裁は織り込んでいる感じもあるので、それほど一方的な相場にはならないかもしれませんけどね・・・(;´∀`)

そして当然ですが、EUとアメリカがどのような制裁措置を打ち出すのかといった点にも目を向けておきましょう。厳しい内容となればなるほど、相場にとっては下落要因となります。

EUについては、まずはEU域内にある資産の凍結と渡航禁止に踏み切る模様です。まぁまだまだこの辺は序の口ですねw 天然ガスを含めたエネルギー関連の輸入停止措置となると、双方にダメージがありそうなので影響もかなり大きくなってきそうですが、この内容であればそれほどショックを引き起こすことは無さそうです。

となると、ここからのNY時間帯でアメリカがどのような制裁を決定してくるかが問題ですね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー まずはアメリカもEUにならって資産の凍結などから始めそうですが、特に対露投資の抑制・停止などが行われるようであれば雰囲気的にはかなりヤバそうです。

何故かというと、ロシアは海外からの投資がないと経済が維持できないからですね。悪く言ってしまうと、大して働きもしないのにバカバカ物を買うので輸入ばっかり増えて資本がどんどん流出している状況なので、海外からの資本の注入なしにそれが続くようだと金融恐慌状態に陥ってしまいます。

従って、この辺りが超えちゃいけないラインなのかなといったところです。ここをアメリカがあっさり超えるようなことがあると、相場もかなり不安定な状況になりそうなので、今後も事態の推移には最大限警戒をしておきましょう。


そしてここからはいつものようにここまでのドル・円相場と今後についてまとめておきます。今日の東京市場では、1ドル=101.20~101.60円台で強めの値動きが続きました。週末に行われたクリミアでの住民投票や結果については、すでに織り込み済みだったためか序盤は様子見が続きましたが、その後は買戻しが進んで徐々に上値を伸ばしました。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-03-18


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