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注目のECB・金融政策発表で追加緩和措置はあるか!?

今週はやや忙しい週ですね。今日は21:45から(欧)ECB・金融政策発表が予定されているほか、22:30からは(欧)ドラギECB総裁記者会見も予定されています。

今週に入ってから現状維持が大勢であるとの見方が強かったですが、ここにきて際どい内容になりそうだとの指摘もかなりあるようです。現段階でのECBの選択肢は現状維持以外に主に2つあり、1つは「利下げ」でもう1つは「不胎化オペの終了ということです。

まず利下げについてですが、お分かりのとおり一般的に利下げを行うと市場全体の金利が低下して、企業や個人がお金を借りやすくなります。要は市場で取引される通貨量を増やして経済を活性化させたいということですね(b´∀`)ネッ! 

ちなみにこれは市場全体に出回るユーロの流通量の増加が見込まれるため、これが実行されればユーロ売り圧力につながります。現在のところ、現行の0.25%から0.10%に引き下げられるのではないかとの話が有力となっています。

そしてもう一方は不胎化オペの終了、つまり量的緩和の非不胎化ということですが、これについてはまず不胎化とは何かということから簡単に説明していきます。

例えば、ここ最近のアメリカのQE(量的緩和)に代表されるような債権購入を行ったとすると、各銀行は保有していた債権を中央銀行に買い取ってもらいます。つまり中央銀行から、各市中銀行にお金(債権購入代金)を直接供給して、バンバン市場に通貨を供給しようというのが狙いなわけです。

しかしながら、あまりにも市場にお金が供給され過ぎてしまうと、金余りの状態がインフレを引き起こしてしまう可能性が出てきます。それを避けるために、その増えた分の通貨の大部分を別のオペレーション(証券の売買や資金の借り入れ)などにより、吸収してしまおうというのがこの不胎化オペになります。要は、インフレ阻止が目的なわけですね。

すなわち、瞬間的に資金を供給することで瞬間的に市場経済を刺激し、それが終わった後は速やかに資金を回収してインフレや金利の変動を抑制する、というのがこの不胎化の中身です。

まぁ理想的といえば理想的な手段ではありますよね。瞬間的に市場を活性化させて、資金の流れを作り出す。それが済んだら回収して、資金の流れはそのままにインフレは起こさないという・・・(´∀`*)スマート…ポッ

ただ、お気づきの方もいるでしょうが、問題は刺激が瞬間的過ぎるので効果が長続きしないということですね。まぁ持続した刺激じゃないと効果が無いこともありますよね。


1件のコメントがあります
  • イメージ
    gaspさん
    2014/2/7 05:51
    金融不胎化って難しいですね。

    金融緩和をして景気を刺激するが、インフレを意識して
    市場から緩和したマネーを吸い上げるということですか。

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