昨日からの持越しはほとんど手仕舞いのニュートラル状態だった。建玉が少ないのと同じ状態だったので、今日は損益の変動が少なかった。売り玉を多く持っていれば損失になった分を回避できたので昨日の選択は正解だった。
現物株を売る代わりに信用で売っておくことを「繋ぎ売り」というけれど、システムで売り玉になっているものに対して買い玉を建てて「繋ぎ買い」による両建てにしておいた。「繋ぎ売り」には名義変えをしないという意味はあるが、「繋ぎ買い」することに深い意味はない。裁量取引の分だと明確にしておくくらいの意味である。
ニュートラルの状態にするよりも買い玉超過にしておいたらもっと利益はでただろうけれど、これは意味が少し違う。利喰いとドテンとの違いということだろうか。昨日の状態で買いと判断したわけではなく、深追いはしない方が安全と見ただけだから。
いくつかの「繋ぎ買い」した銘柄のうち、戻りが大きく利益の大きいもの、システムが普通に機能しそうな領域に達したものを利喰い清算した。これらは「繋ぎ買い」成功である。
3日(月)に「繋ぎ買い」したものは現在失敗となっているものが多い。これらは利喰いが早すぎたということで納得しよう。常に最高のタイミングで売買することなんであり得ないんだから。