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第一局は李世ドルの圧勝  -十番碁を終えたら李は引退?-

 世界最強の二人、「李世ドル vs 古力」の十番碁第一局は李世ドルの圧勝でした。下はその途中経過図です。黒の百十七手目が絵に描いたような「もたれ攻め」ですね。この後も翔年には予想もできない両者の着手が続きましたが、終始李世ドルの攻めが優っていたように見えました。

黒117手を打った局面(クリックで画面拡大できます)


 この勝負の棋譜はこちら の記事(英文)の下の方ににあります。興味のある方は碁盤上で確認できますから、是非ご覧下さい。


十番碁の今後のスケジュール:
囲碁ファンなら、この後の結果が気になりますね。スケジュールはこのように決まっています。一年間、楽しませていただきましょう。Lee さんとGuさん、どうかよろしくお願いします。

Game 2: February 23, in Shanghai
Game 3: March 30, in Chengdu, Sichuan
Game 4: April 27, in Korea
Game 5: May 25, in Shangr-La, Yunnan
Game 6: July 27, in Liuan, Anhui
Game 7: August 31, in Lhasa
Game 8: September 28, in Chongqing
Game 9: October 26, in Hong Kong, and
Game 10: November 30 in Wuhu, Anhui.


李世ドルの引退?
 この十番碁とは別に、天才李世ドルの一昨年からでている引退説も大変気になるところです。マスコミに表われた彼の言葉を順をおって並べてみます。(情報源は主に "Go Game Guru"  という韓国系のサイトによります)

 翔年は韓国語はわからないので、それを英語に翻訳したネット上の記事から、引用符のついている本人発言のみを集めています。自分の気持ちを正直に話していて好感がもてます。



“I don’t want to fade away as an old man, from behind the scenes of the Go world.”
(私は囲碁界から古い人として消えていくことを望まない)

“I’ll definitely retire and move overseas within three years.”
(私は間違いなく引退する。そして3年以内に外国に移り住む)
 
“I’m going to quit while I’m still at the top.”
(私はまだトップにいるうちに退きたい)

“I can still compete for a few more years, but what can I do after that?”
(私はまだ数年は闘える、けれどその後何ができるだろうか)
“Competing and being at the top is an important part of who I am, as a fighter and a player.”
(闘うこととトップにいることは棋士の自分にとっては重要な部分です)

“I want to make Go as popular as Chess.”
(私は碁をチェスのようにポピュラーなものにしたい)


“If I only consider money, it would be better to go to China,”
(もし、私が金銭的なことを考えたら、中国へ行くのがベターだろう)

“However, there are already strong players in China and it’s more important and interesting to promote Go in the West.”
(しかしながら、中国はもうすでに強い棋士がいる。もっと重要で興味があるのは碁を西洋普及することだ)

“My daughter’s studying in Canada, but the population of Canada is small and I think there’s more potential in the US right now.”
(娘がカナダで勉強しているがカナダは人口がすくない。私は今は米国の方が可能性が高いと思う)

“I’ll also be able to visit my family in Canada more easily from the US.”
(米国からだとカナダにいる家族にも簡単に会いにいける)


 李世ドルの米国移住後の活躍も大いに期待したいと思います。




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