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マクロとミクロのGAPからサプライズを読み解く

株で利益を得るためにはサプライズが必要です。
サプライズを見抜くのは簡単ではありません、皆が簡単にわかることであればサプライズになりません。
では事前にどうやってサプライズを見抜けば良いのでしょうか?
一番簡単な方法はマクロとミクロのGAPに気を配ることです。
株価は一般的にマクロの情報で変動します。例えば同業種の会社が上方修正した場合、他の同業種銘柄の株価が上昇する等はこれにあたります。
しかし全てのマクロの情報が投資している会社に当てはまる訳ではありません。この逆のパターンを利用すると利益を得られる可能性が高まります。
一つわかり易い例をあげたいと思います。リーマンショックの時はほぼ全ての銘柄が値を下げましたがこの時、連れてREITも大幅に値を下げました。この時のREITの値段の下げ方は異常でした。どのくらい異常だったかというと、日本の不動産の時価が70%下落することを想定するような値段の下げ方だったのです。
確かに海外からの受注が減少し日本企業の体力が大幅に削られることは明らかでしたから、賃料が下がり、結果、不動産の値段が下がることを株価に織り込む必要はあるでしょう。しかし冷静に考えれば、日本の不動産の時価が70%近く下がることを想定する必要があるでしょうか?あの1990年代のバブル崩壊の時ですら、全体の不動産の下落率は50%程度でした。しかもREITが保有している物件はオフィスビルだけではありませんし、日本で最も安定している東京の物件を保有しているREITが多かったのです。
この時にそのマクロとミクロのGAPに気付きREITに投資した人は、おそらく全員得をしたと思います。
日経平均が軟調となってきた今、株式投資で利益を得る可能性を高めるためにはミクロの情報を基礎として投資を行うことが最善の方法だと思っています。そしてミクロの情報は有価証券報告書を見ればあらゆるところから読み取ることができます。
有価証券報告書はなんといっても無料で読めるのですから、是非有価証券報告書をフルに利用して投資を行っていってください。
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