5月14日(ブルームバーグ):米グーグルがウェブサイトへの米訪問者数で4月にヤフーを抜き、初めて首位になったことが、調査会社コムスコアの統計で14日明らかになった。
検索件数ではすでに首位のグーグルは、4月の月間訪問者数が1億4110万人と、ヤフーの1億4060万人を上回った。3位はマイクロソフト、4位はタイム・ワーナー傘下のAOL、5位はニューズ・コープ傘下のFOXインタラクティブ・メディア。
グーグルの映像共有サイト「ユーチューブ」のほか、電子メール「Gメール」やオンライン・カレンダー、オンライン決済などのサービスは、同社の検索エンジンに比べ人気は劣るものの、訪問者増加には寄与している。
米サイト全体の4月の訪問者数は1億9070万人超と、前年同月に比べ約7%増加した。グーグルの増加率は18%、ヤフーは同7%。
グーグルの14日株価終値は前日比6.70ドル(1.2%)安の576.30ドル。年初来騰落率はマイナス17%。ヤフーは同58セント高の27.14ドル、マイクロソフトは同15セント高の29.93ドルだった。
・・・米ヤフーにとっては深刻になってきました。