ドル建ての金は、米経済の先行き不安の後退とともに売られる展開となっている。先週末の米雇用統計は予想外の弱い結果ではあったが、その後の米経済指標は良好である。そのため、ドル・内外株価は堅調な地合いとなった。ふたたびリスク志向に戻りつつあり、相対的に金の魅力は低下している。さらに、米量的緩和の縮小を継続させるとの見方が改めて上値の圧迫材料となっている。
国内金相場は、円安進行が下支えとなるものの上値は重たい。
本日夜間取引時間は、12月の米消費者物価(22:30)、米週間失業保険申請件数(22:30)、1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(17日00:00)、バーナンキFRB議長講演(17日01:10)などが予定されている。各時間帯は、金融市場が動意付く可能性があるため、十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,152円~4,205円
中川
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