こんにちは。
早速、昨夜発表された指標をまとめてみます。
★米・小売売上高(前月比)
予想:0.1% 結果:0.2%
★米・小売売上高(除自動車)(前月比)
予想:0.4% 結果:0.7%
個人的にはクリスマス商戦にネガティブなニュースが出ていたので悲観的な予想をしていたのですが、ポジティブな結果となりましたね。指標発表直後の動きは非常に鈍く「ドル売りにブレーキが掛からないのでは?」と少々焦る場面もあったのですが、その後、徐々にドル買いに傾斜・加速していきました。
背景には、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁の「失業率も低下の見通しで、資産買い入れ縮小ペースを想定よりも速めることが望ましい」との発言や、米国株も前日比プラスで推移するなどドル買いを周囲が援護した形です。
この流れを受けた、日経平均株価は前日比386円高と大幅反発して取引を終えています。一時は102円台をつけたドル円は既に104円まで戻しています。
この動きを見ると、雇用統計はドル買いムードに水を差しただけで、投資家の意思は強いドル買いのように思えます。そうなってくると、下値は堅そうですから押し目買いというスタンスが正攻法のような感じですね。
さて、今夜の指標は…
22:30 米・生産者物価指数(前月比/前年比)
22:30 米・生産者物価指数(コア)(前月比/前年比)
22:30 米・NY連銀製造業景気指数
28:00 米・ベージュブック(地区連銀経済報告)
このような内容となっています。
どちらかと言うと指数系の注目度は高くないのですが、明け方4時に発表されるベージュブックは注目されそうです。
ベージュブックが注目される理由はYUIの基礎知識ブログにまとめておきましたので、そちらをご覧ください。
→名前の由来は安直ですが結構大事な「ベージュブック」
今回は、雇用統計・小売売上高でかなり敏感な相場になっていますので、内容次第でかなり大きく動く可能性がありますね。
ポジティブな結果となると・・・
続きはコチラ。YUIのブログで!