株主優待銘柄に投資する際の注意点―優待に騙されてはいけない

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2014/01/12 - 投資大好き会計士さんの株式ブログ。タイトル:「株主優待銘柄に投資する際の注意点―優待に騙されてはいけない」 本文:私は株式優待狙いだけで、株式を購入したことはありません。理由は以下の通りです。・株主優待狙いは多くの場合、一単元投資が最も有効であるため、まとまった投資額とならない。株主優待は配当と異なり、保有株式数

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株主優待銘柄に投資する際の注意点―優待に騙されてはいけない

私は株式優待狙いだけで、株式を購入したことはありません。理由は以下の通りです。
・株主優待狙いは多くの場合、一単元投資が最も有効であるため、まとまった投資額とならない。
株主優待は配当と異なり、保有株式数に比例して増えるものではありません。そのため、多くの場合一単元が最も有利となる場合が多いと思います。
そうするといかに利回りが高くとも、得られる利益が小さくなってします。
・株主優待を含めた利回りが7%程度であれば、株式の値下がりにより元が取れない可能性も大いにある。
優待狙いで購入するなら、少なくとも利回り10%程度はほしいところです。そうでなれば投資先の業績が下降し、株価が下落し利回り以上に損を被る可能性があります。
逆に10%の利回りがあれば、優待だけで元が取れる可能性が高まりますので、優待狙いも悪くはありません。
しかし家族が多い方は、優待狙いも有効であることもあります。家族全員で同一の銘柄を購入すれば人数分の単元数を投資できますから、先の「まとまった投資額とならない」といった欠点をクリアできるからです。優待と配当込で10%を超えているような銘柄であれば、投資に値すると思います。
但しそうであっても値上がりが期待できる銘柄に投資した方がリターンは大きいでしょう。優待狙いであっても、株式の値上がり益は期待できると思われる方もいるかもしれません。しかし優待狙いの銘柄は、優待込の期待が入っているため、実力以上に株式市場で過大評価されていることがままあります。そのため値上がりがあまり期待できない場合が多いのです。
リスクは比較敵抑えられていますので、初めて投資を行う方、投資はしてみたいものの株価で一喜一憂したくない方等に向いている投資方法だと思います。
なおそういった場合であっても、有価証券報告書は読んでおくことをお勧めします。あれだけ巨大企業であったJALでさえ会社更生法を申請し株主の権利を全て剥奪したのですから、破綻可能性が低いか否か程度は理解しておくと良いと思います。
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