キユーピーは、グループ事業の再編として、今後1年間かけて関連会社のアヲハタを子会社化し、ジャムなどパン周辺事業をアヲハタに集約するそうです。
アヲハタの上場は維持する予定だそうです。
キユーピーは現在、アヲハタに16.16%を出資し、持分法適用の関連会社という位置付けとしており、事業面ではジャムやスプレッドなどパン周辺事業について、キユーピーがジャムなどアヲハタの商品の販売を担当しているほか、キユーピーが独自に手掛けている商品もあるそうです。
今回、これらの事業をアヲハタに集約させることで、この担当子会社という位置付けをはっきりさせるようです。
まず25日から来年1月29日までかけて、1株あたり1510円で株式公開買付け(TOB)するそうです。
TOBを行うのは、最終的に保有比率が発行済み株数の3分の1を超えるためで、これにより、キユーピーの持ち株比率は35.48~39.0%まで上昇するそうです。
さらに、キユーピーでは、パン周辺事業を来年12月1日付で会社分割し、アヲハタに吸収させて承継させるそうです。
これにより、キユーピーの持ち株会社は45.0~48.0%にまで上昇するとのことです。
今日の株価と比較すると、約4%のプレミアムですね。
となると、そんなに株価は上がらないかもしれませんね。
2809:1,413円、 2830:1,452円