日本の機関投資家はまだポジションチェンジが遅れているようだ。
海外の先物が先導して日経225を押し上げ、日経平均を底上げする反面、
マザーズやJASDAQスタンダードは、日本の投資家が売り建てたのだろうか。
東京一部の購入金を手当てする為、新興株の投げ売りを誘ったこともあるだろう。
そこで、平均罫線の形が反比例して上下に広がった。
これは一時的でしょうが、面白い現象です。
早くも、来年3月年度末の配当を意識した大量買いによるギャップかも知れません。
当然ほとんどの新興株が、あまりいい配当を出していませんので、
大型の高配当予定株に人気が出るわけです。
日経平均上がれど新興株下がる現象は、しばらく続くかもしれませんね。
配当優先か、高業績での株高嗜好かは、投資家の好みでもあるので、
自身の判断にゆだねられますが、
業績向上が確実な新興株にとって、絶好の青田買いの時期ともいえます。